車のサブスク「カーリース」とは?~メリット、デメリット~

はじめに

通称「サブスク」、サブスクリプションという言葉は最近ではとても身近になり、さまざまな業界でサブスクリプションサービスが急速に普及しています。

例えば、ワードやエクセルでお馴染みの「Microsoft 365」、動画配信の「Netflix」や「Amazon Prime」、音楽ストリーミング配信の「Apple Music」や「Spotify」はとても有名なサブスクですね。

おそらく、みなさんの生活でも馴染みのあるものだと思います。

サブスクリプションは、利用者が比較的低価格で広範なコンテンツやサービスにアクセスでき、その更新や管理に関する手間があまりかからないというという大きなメリットがあります。

そのため、クルマのサブスクも人気になってきたのです。

クルマのサブスク「カーリース」とは、自動車を一定期間利用するためのリース契約の一種ですが、短期間クルマをレンタルする「レンタカー」と混同している方も多いかと思います。

このブログでは、カーリースのシステムや、メリットとデメリットについて詳しく解説します。

また、新車を購入した場合との費用の比較もしていきますので、新車購入を検討中の方や、クルマのサブスクに興味のある方はぜひ参考になさってくださいね。

カーリースとは

【カーリースとは】

カーリースとは、車を所有することなく、月々の定額料金で一定期間にわたって車を利用することができるサービスです。

これは、購入ではなく「リース」、つまり自動車を使用するための賃貸契約の一種なのです。

クルマを購入するのとは違い、初期費用を抑えることができ、車を維持にかかる費用(保険料、税金)も月額料金に含まれているので、大きな出費にならずにすみます。

また、クルマのサブスクは個人しか利用できないルールはないので、社用車として法人利用する方もたくさんいます。

そのため、近年では多くの人からの注目度の高い、人気サービスとなっています。

  • 「車の購入費用を抑えたい」
  • 「車の維持に手間をかけたくない」
  • 「ライフステージに合わせて乗り換えたい」
  • 「社用車が欲しい」

こんな人におすすめのサービスです。

【カーリースの仕組み】

カーリースのしくみは、まずカーリース会社と契約します。

契約期間は、一般的に3年から7年です。

契約期間中は、月々の定額料金を支払うことで、車を利用することができます。

月々の定額料金には、車両本体価格の一部、税金、保険料、メンテナンス費用などが含まれています。

レンタカーとの違いは、主に「契約期間の長さ」と「料金システム」です。

レンタカーは月額で換算するとリースより割高になってしまいますので、一般的に旅行や一時的な出張などのごく短期間(数日~数週間)の利用が適しています。

では次に、カーリースのメリットとデメリットについて詳しく説明します。

メリット、デメリット

【カーリースのメリット】

  • 初期費用が少ない

カーリースでは、通常の車の購入に比べて初期費用を抑えることができます

購入時に必要な大きな出費や頭金も月額料金に含まれているため、まとまったお金を用意する必要がありません。

そのため、若い方やクルマに多くの予算を割けないなど、金銭面の制約がある場合にとても便利です。

  • メンテナンスの手間が軽減される

まず3年~7年のリースのため、経年劣化による修理やメンテナンスをする必要はありません。

また、契約次第では、メンテナンスや車の修理に関する責任がリース会社にある場合もあります。これにより、所有者が車の維持や修理に時間や労力を費やす必要がなくなるメリットがあります。

※改造やカスタマイズなどをした場合は、原状回復することが求められます。

追加の支払いが発生する可能性もありますので注意しましょう。

  • 車の乗り換えがカンタン

カーリース契約の終了時には、新しい車をリースすることができます

自動車の安全性やテクノロジーやデザインは常に進化しているため、最新の車に乗り換えることができるのは魅力的なポイントです。

新車で乗り換えとなると、乗っていたクルマを下取りに出したとしても、再度頭金などの多くの費用がかかってしまいます。

しかし、車のサブスクでは、数年間のスパンで契約が終了するので、購入よりもずっと気軽に新車に乗り換えることができます

  • さまざまな費用が月々の支払いにコミコミ

初期費用と同じく、保険料や税金も月額料金に含まれます。

メンテナンス費用を別に支払う必要がありません。また、自賠責や任意の保険、自動車税などもコミコミの料金プランにできる場合もあります。

  • 法人利用(社用車)がしやすい

前の項目で書いた通り、カーリースは法人利用もOKです。そのため、社用車として使うのも便利です。

定額料金のため費用が管理しやすく、税金対策にもなります

車を購入した場合は法定耐用年数である6年にわたって減価償却しなくてはいけませんが、サブスクならリース料として全額経費として計上できるのです。

【カーリースのデメリット】

  • 所有感の欠如

カーリースでは、車を所有するわけではないため、所有感や自由度が制限される場合があります。車に対する愛着やカスタマイズの自由を求める人には向かないかもしれません。

また、リースですので車を売却したり、下取りに出したりすることはできません。

  • 解約に伴う費用

カーリース契約を途中で解約する場合、契約違約金や解約手数料が発生する可能性があります。

長期間の契約を結ぶ前に、契約解除に関する条件や費用についてよく確認することが重要です。

また、残価設定の基準に走行距離があります。

契約の際に残価設定をするカーリースは、契約期間中の定められた走行距離を超えないように注意する必要があります。

新車購入との比較

では早速、新車の購入費用とカーリースにかかる費用の比較についてご説明します。

【カーリースの費用について】

一般的に、新車のカーリースの月額費用は、10,000円~50,000円程度です

また、カーリースの月額費用には、車両本体価格の一部、税金、保険料、メンテナンス費用などがモロモロ含まれています

税金、保険料、メンテナンス費用は、契約期間に関係なく月額費用に含まれていますので、月々の急な出費がかかることなく、家計簿や会社の経費の管理もしやすいという大きなメリットがあります。

※カーリースにかかる月額費用は、車の種類やグレード、契約期間、走行距離制限などによって異なります。車両本体価格の一部は、契約期間によって異なります。

【車の購入費用について】

車の購入費用は、車の種類やグレード、オプションなどによって異なりますが、一般的に、新車の購入費用は、100万円から300万円程度です。

中古車の購入費用は、50万円から100万円程度です。

~自動車購入にかかる税金や費用~

  • 自動車取得税 (新車を購入する際にかかる税金)
  • 自動車重量税 (車両の重量に応じてかかる税金)
  • 自動車税 (車の所有者に毎年課税される税金)
  • 自動車保険 (自動車の運転中に発生した事故や故障に備える保険)
  • 車検の費用 (自動車の安全性を定期的に点検する際にかかる費用)
  • 自動車の登録費用

ちなみに、車検は、新車登録から3年、5年、7年、10年、13年、15年、18年となっており、その後は2年ごとに受けなくてはなりません。

~費用の詳細~

車の購入に関連する税金や手続きの費用は、車の購入価格の10~20%程度になると考えられます。

車の購入に関連する税金や手続きの費用は、車の種類やグレード、購入する地域によって異なりますが、一般的に、新車の自動車取得税は、車両本体価格の3%程度です。

自動車重量税は、車両重量1トンあたり1万5千円程度です。

自動車税は、車の排気量1リットルあたり2千円程度です。

自動車保険の保険料は、車の種類やグレード、年齢、運転歴、使用頻度などによって異なります。車検費用は、車の種類やグレード、車検の内容によって異なります。

この比較でわかるように、カーリースの月額費用は、車の購入費用よりも安く抑えることができ、初期費用や手間もかかりません。

そのため、クルマのサブスク「カーリース」は、車を新しく購入したい人におすすめのサービスです

カーリースはどんな人にオススメ?

~こんな方にオススメ~

  • ・法人、個人事業主様
  • ・車の購入費用や維持費を抑えたい方
  • ・ライフステージに合わせて定期的に乗り換えたい
  • ・新車に気軽に乗り換えたい

反対に、改造や自由なカスタムがしたい方や、年間走行距離が長い方はクルマのサブスクには向いていません…

~ジョイカルでのカーリースは特にオススメ!~

カーリースには一般的に、「オープンエンドリース」と「クローズドエンドリース」という2つの主要なタイプが存在します。

オープンエンドリースは、リース契約期間終了後に車の残存価値(リセールバリュー)を算出し、それに基づいて追加の支払いを行う形式です。

オープンエンドリースは車のカスタマイズや高い走行距離を許容する柔軟性がありますが、契約終了時に車の市場価値が予測より高ければ、その差額分を支払う必要があります。

一方、クローズドエンドリースは、契約期間終了時に追加の支払いが発生せず、車をリース会社に返却する形式です

契約開始時に車の予想リセールバリューが事前に決まっており、その価値に基づいてリース料金が設定されますので、事前に予算を把握しやすく、将来の負担を減らすことができます

ジョイカルがご提供する「NORIDOKI」と「セブンマックス」はどちらもこのクローズエンドリース方式です

そのため、「高残価設定」が実現し、月々のお支払いを頭金不要で「超低価格」に設定することができました!

「オープンエンドリース」と「クローズドエンドリース」について詳しく知りたい方は、下記のリンクの「オープンエンドリースとクローズドエンドリースって?」の項目をご覧ください。

▷▷コラム「カーリース会社を選ぶポイント」

カーリースならジョイカル!

サブスクの注目度が上がるとともに、クルマのサブスク「カーリース」を取り扱う会社も、増加傾向にあります。

取り扱う会社は、自動車メーカーやディーラーだけでなく、金融機関や通信会社など、様々な業種に広がってます。

ジョイカル清瀬店では、カーリース「NORIDOKI」と「セブンマックス」の二つのプランで、みなさまの新しいカーライフを後押しさせていただきます

短期間の契約なので故障リスクが非常に低く、またサブスク特有の「コミコミ定額」でお財布にも優しいサービスです。

「気になる新車に乗りたい」

「ライフスタイルに合わせて乗り換えたい」

そんなお客様の思いにお応えします。

ぜひジョイカル清瀬店にご相談ください。

まとめ

前述したように、カーリースは、走行距離が長い方やカスタムを楽しむ方には不向きというデメリットもありますので注意が必要です。

しかし、初期費用や手間を抑えられたり、コミコミの月額定額で利用できる、新車に気軽に乗り換えられるなどの大きなメリットがたくさんあります。

仕組みや、メリットとデメリットをよく考慮し、自身のニーズや予算に合った車の所有方法を選ぶことが重要です。

このコラムでは、クルマのサブスク「カーリース」の仕組みやメリットとデメリットについてご説明しましたがいかがでしたか?

少しでも新車購入を検討している方のご参考になれば幸いです。

~素敵なカーライフをお送りください~

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