はじめに
近年、交通手段やクルマの利用に関する選択肢が増え、人々のクルマ事情も変わりつつあります。
「車を購入する」、この選択肢に代わる「カーリース」と「カーシェア(カーシェアリング)」。
どちらもクルマのサブスクリプションではありますが、明確な違いがあるんです。
カーリースとは、車を所有することなく、月々の定額料金で一定期間にわたって車を利用することができるサービスです。
つまり自動車を使用するための賃貸契約の一種です。
一方、カーシェアは、利用時間に応じて料金を支払う、会員制のレンタルサービスです。
このコラムでは、近年注目されている、「カーリース」と「カーシェア(カーシェアリング)」という二つのサブスクのそれぞれの違いと、メリット・デメリットを探りつつ、なぜカーリースがおすすめなのかをご説明していきます。
クルマのサブスクに興味のある方はぜひ参考になさってくださいね。
最近のクルマ事情とサブスクの関係性
なぜ最近のクルマ事情がこんなにも大きく変化したのか?
それには、サブスクリプション、通称「サブスク」の影響があります。
インターネットやスマートフォンの利用が広い世代で一般化し、オンラインでさまざまなサービスを受けられるようになったことで、サブスクサービスがより身近なものになりました。
あわせて、増税などの影響を受けて家計の可処分所得が減少したことで、「固定費を抑えたい」というニーズが高まったことがサブスクサービスの普及を後押ししました。
また、特に若い世代の多くが、所有欲を満たすことよりも、体験やアクティビティにお金を使うことを重視する傾向にあることが、近年のクルマ事情を大きく変えたと考えられています。
例えば、映画や音楽もDVDやCDを買うのではなく、NetflixやSpotifyなどサブスクを契約する人が多数派になったことがわかりやすい変化ですね。
コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスが重視され、モノを所有することよりも、その時々に有った「使い勝手の良さ」に焦点を当てるのが若い人たちを中心に、一般的になりました。
そのコスパの良さや使い勝手の良さを重視する傾向が「サブスクリプション」という選択肢が多くの人に受け入れられた理由でもあります。
そして、それはクルマも例外ではありません。
カーリースやカーシェアなどを利用することで、毎月のランニングコストや初期費用などを抑えて金銭面の心配を減らしつつ、移動を楽にする、十分なパフォーマンスを得ることができるようになったのです。
ではさっそく、次の項目で「カーリース」と「カーシェア」の違いをご紹介します。
カーリースとカーシェアの違い
カーリースとカーシェアリング、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いことでしょう。
両者は自動車の利用方法において、違った強みがあります。
カーリースとカーシェアリングの違いを4つの項目に分けてご説明しますので、どちらが自分のライフスタイルに合った選択肢なのか考えてみてくださいね。
【カーリースとカーシェアリングの比較】
①責任とプライバシー
カーリース:車を一定期間利用するため、その間は一種の所有者として責任を負うことになりますが、所有感やプライバシーが保たれます。保険やメンテナンスについては、契約内容により異なります。
カーシェアリング:利用者は車の返却後、所有者としての責任を負う必要がないメリットがありますが、所有者としての感覚は薄く、車を利用するだけの関係です。また、車は多くの人と共有されるため、プライバシーが不安要素ですが、車両の保険やメンテナンスはサービス提供者が行ってくれます。
②利用の自由度
カーリース:契約期間が設定されており、その間は一定の条件に従って利用する必要があります。早期解約などの場合、違約金が発生することもあります。
カーシェアリング:必要なときに車を利用できます。予約システムを通じて簡単に車を予約し、必要な時間だけ利用することができます。
③費用
カーリース:月々の一定のリース料金が発生します。一般的に、新車のカーリースの月額費用は、10,000円~50,000円程度です。
また、カーリースの月額費用には、車両本体価格の一部、税金、保険料、メンテナンス費用などがモロモロ含まれていますので、月々の急な出費がかかることなく、家計簿や会社の経費の管理もしやすいという大きなメリットがあります。長期間安定して利用する予定がある場合に適しています。
カーシェアリング:利用時間や距離に応じて課金されることが一般的です。短時間、特定の場面での利用に適しています。
④車種の選択肢
カーリース:一定の車種から選択しますが、契約内容によってはより幅広い車種やグレードを選ぶことができる場合があります。
カーシェアリング:サービス提供者が用意した車種から選ぶことができます。利用者のニーズや予算に合わせて選択することができますが、すべての車種が揃っているわけではありません。
以上の4つの項目を踏まえて、違いを理解し、自身のニーズに合った選択をすることが大切です。
(※会社やプランによって詳細は異なります。)
【カーリースのメリット】
・初期費用が少ない
・メンテナンスの手間が軽減される
・車の乗り換えがカンタン
・さまざまな費用が月々の支払いにコミコミ
・法人利用(社用車)がしやすい
カーリースの利点はたくさんありますが、これらが主なメリットとして考えられます。
カーリースのメリットについては下記のコラムで詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。
カーリースとカーシェア、どちらがおすすめ?
結論から言えば、カーリース、カーシェアのどちらのサービスが適しているかは、利用者のニーズによって変わります。
月々の支払いを抑えたい場合はカーリース、必要な時だけ車を借りたい場合はカーシェアが適していると言えるでしょう。
カーリースでは、月々のリース料を支払うことで、車を一定期間借りることができます。
リース期間が終了すると、車を買い取るか、返却することができます。
カーリースのメリットは、車の初期費用を抑えることができ、メンテナンスや修理などの費用もリース会社が負担してくれる点にあります。
車の維持費を気にすることなく車に乗ることができる「カーリース」は、多くの人、特に若い人にとって、車を所有するよりも経済的で便利な選択肢でしょう。
カーリースでは、新車を借りることができるため、燃費性能が高く、安全性も高いことも利用者にとって嬉しいメリットです。
一方、カーシェアは、利用時間に応じて料金を支払う会員制のレンタルサービスです。
カーシェアのメリットは、車を借りる際に初期費用やメンテナンス費用がかからないことです。また、カーシェアは、車を必要なときにだけ借りることができるため、車を所有するよりも経済的です。
特に、車を必要としている若い方や、ライフステージの変化に合わせた新車に乗り換えていきたい人であれば、カーリースを検討してみてはいかがでしょうか。
また、カーリース会社を選ぶ際には下記のポイントを比較して、自分に合ったカーリース会社を選ぶことが大切です。
- ・月額料金
- ・契約期間
- ・走行距離制限
- ・取り扱い車種
- ・オプション
- ・サポート体制
カーリース会社を選ぶ際のポイントについてはこちらで詳しく解説していますので、気になる方は是非ご覧ください。
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サブスクの注目度が上がるとともに、クルマのサブスク「カーリース」を取り扱う会社も、増加傾向にあります。
取り扱う会社は、自動車メーカーやディーラーだけでなく、金融機関や通信会社など、様々な業種に広がってます。
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カーリースには一般的に、「オープンエンドリース」と「クローズドエンドリース」という2つの主要なタイプが存在します。
オープンエンドリースは、リース契約期間終了後に車の残存価値(リセールバリュー)を算出し、それに基づいて追加の支払いを行う形式です。
オープンエンドリースは車のカスタマイズや高い走行距離を許容する柔軟性がありますが、契約終了時に車の市場価値が予測より高ければ、その差額分を支払う必要があります。
一方、クローズドエンドリースは、契約期間終了時に追加の支払いが発生せず、車をリース会社に返却する形式です。
契約開始時に車の予想リセールバリューが事前に決まっており、その価値に基づいてリース料金が設定されますので、事前に予算を把握しやすく、将来の負担を減らすことができます。
ジョイカルがご提供する「NORIDOKI」と「セブンマックス」はどちらもこのクローズエンドリース方式です。
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まとめ
カーリースは、ライフスタイルやライフステージに変化のある方や、若者にとって、車を所有するよりも経済的で便利な選択肢の一つということがお分かりいただけたかと思います。
そして「新車に乗れる」ため、安全性の高さや燃費の良さも安心できる大きなメリットです。
今回のコラムでは、カーリースとカーシェアのそれぞれの違いや、なぜカーリースがおすすめなのかをご説明させていただきました。新車購入や、カーリースやカーシェアをご検討中の方のご参考になれば幸いです。